見学会・談話会テンプレート
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2025年10月23日見学会
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
那珂フュージョン科学技術研究所(茨城県那珂市)
◆日時:2025年10月23日
◆概要
①JT-60SA装置
・世界最大級の超伝導トカマク型核融合実験装置
・装置の構造、磁場制御、プラズマ生成の仕組みについて説明
・現在の稼働状況と今後の実験計画
重水素の投入方法(核融合プラズマ実験)
核融合実験では、重水素(D₂)を以下の手順で投入・プラズマ化する。
ガス供給系からの注入
・高純度の重水素ガスを、真空容器内へ導入する。
・ガス流量は、精密なバルブとマスフローコントローラーで制御する。
・通常は数秒単位でパルス的に供給(例:1回3秒)する。
重水素ペレットによる投入
・極低温で固化した燃料(DまたはDT混合)を高速でプラズマ中心に射出する方法で、核融合炉の燃料供給手段のひとつである。磁場核融合では「パイプガン方式」などで毎秒数個のペレットを射出する。
ペレットの構成:重水素(D₂)または重水素・トリチウム(DT)混合ガスを極低温で固化した直径0.4〜6mm程度の球状または円柱状の固体である。
投入目的:
・プラズマ中心部への直接燃料供給
・プラズマ密度の制御
・長時間運転時の燃料補給
②中央制御室
・実験時のモニタリング・制御の様子を紹介
・研究開発エリア
・中央制御室の役割
- プラズマ実験の統括制御
JT-60SAの運転中、プラズマの生成・加熱・制御・停止までの一連のプロセスをリアルタイムで監視・操作する。
- 安全管理と緊急対応
装置の異常やトラブルを即座に検知し、必要に応じて自動停止やアラーム発報などの安全措置を実行する。
- データ収集と解析
数千チャンネルに及ぶセンサーや計測機器からのデータを集約し、プラズマの状態や装置の挙動を解析する。
③ジャイロトロン
ITERでは、マグネトロンは主にマイクロ波加熱として使われるが、実際にはより高精度な加熱方式ジャイロトロンが主流である。マグネトロンは基本的に強力なマイクロ波を発生する真空管で、構造はシンプルながら高出力が得られるため、産業用途では広く使われている。
ジャイロトロンは、導波管を通じて炉内にマイクロ波を送り込み、磁場 閉じ込め方式(トカマク型)のプラズマ加熱に最適です。
ジャイロトロンの基本構造と原理
ジャイロトロンは、核融合炉でプラズマを加熱するために使われる高出力マイクロ波発振器である。電子のらせん運動(サイクロトロン運動)を利用して、数百GHzの電磁波を発生させる。
研究所ロビーにて
2025年5月28日見学会
JAXA相模原キャンパス(淵野辺)
◆日時:2025年5月28日
◆概要
見学者できる施設は、宇宙探査実験棟と宇宙科学探査交流棟の二つである。また、屋外には日本の宇宙開発を象徴する2基の固体ロケットであるM-Vロケット実機とM-3SIIロケット模型が展示されている。
宇宙科学探査交流棟について、OB職員による展示解説ツアーが行われた。
主な展示物
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1 |
糸川英夫博士によって進められたペンシルロケットの実物 |
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2 |
大型化された一段式ロケット |
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3 |
1970年に打ち上げられた日本初の人口衛星おおすみ |
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4 |
2010年に打ち上げられた太陽光推進のIKAROS衛星 |
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5 |
探査機「はやぶさ」を格納状態のM-Vロケット |
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6 |
「はやぶさ」の帰還カプセルと持ち帰った石の展示 |
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7 |
北海道の気球による宇宙観測 |
2024年10月29日見学会
JERA横須賀火力発電所見学
◆日時:2024年10月29日(火)13時30分~15時50分
◆概要
中央操作室、タービン発電機室、石炭ミル、ボイラー燃焼室、屋内貯炭場、主変圧器、275kV屋外開閉設備、排煙脱硝装置(NOx対策)、排煙脱硫装置(SOx対策)、電気式集塵装置(ばい煙対策)、内航船、煙突、マイクロ波タワー、ふれあい広場などを見学した。
2022年5月見学会
勿来IGCC発電所見学
◆実施日 2022年5月17日(火)
◆概要
新型コロナウイルスで2年間中断していた見学会を再開し、福島県の勿来IGCC発電所を14名で見学しました。当日は天候に恵まれたものの、定期点検中で稼働していませんでした。
IGCCは、Integrated coal Gasification Combined Cycleの略称で、石炭ガス化複合発電プラントのことです。IGCC発電所の前身はクリーンコールパワー研究所で、2007年9月から実証機が稼働し始めました。その後、福島復興事業として、勿来IGCC発電所が建設され、2021年4月から稼働しています。
IGCCの高効率発電は、石炭をガス化してから燃焼し発電することによります。石炭を3,000℃、30気圧という高温高圧で蒸し焼きにして、水素と一酸化炭素のガスにします。発電機は、コンバインドサイクルで、一軸でガスタービンと蒸気タービンが結合されています。その動力比率は3対2です。こうして得られた発電効率は、約48%になり、ガス化しない方式と比較して約10%向上しています。
IGCCは発電効率を向上させるだけでなく、二酸化炭素、石炭灰、温排水などの排出量も削減し、環境への負荷も低減しています。
同時期に全く同じ発電所が、福島県広野町で運転開始しています。
詳細については、勿来IGCC合同会社のHP (http://www.nakoso-igcc.co.jp/)を参照してください。

最寄りの植田駅にて
以上
2019年談話会
| IEEJ | プロフェッショナル会 | 談話室開催 |
IEEJプロフェッショナル談話室(第103回定例会)が2019年3月13日電気学会全国大会期間中の北海道科学大学で開催されました。12名のIEEJプロフェッショナルが集まり、シンポジウムに関する意見交換を行いました。

2018年10月見学会
| 渋沢史料館 | 見学 |
◆日時:2018年10月16日(金)
◆見学概要
・概要説明
映像で生涯(1840~1931)の概要が説明された。倒幕の忠、一橋家へ仕官、フランスで受けた近代化の洗礼、幕府瓦解・慶喜のもとへ、新政府で元勲とともに、実業界へ(1873年大蔵省辞職・約500社の会社設立)、徳川慶喜公伝の編纂、貧困者を救済(養育院院長58年間)、労使協調会の設立、1902年欧米周遊後商業に大切な道徳を説く(道徳経済合一説)、民間外交(1909年渡米実業団団長・1890年代後半日本人移民団排斥運動など日米関係悪化)など
・施設見学
青淵文庫(1925年竣工、贈呈された個人図書館)、晩香盧(1917年竣工、賓客の接待の場など)、常設展示室(栄一の事績や思想、生きた時代に関する資料・郷里にて・幕臣となる・維新政府の一員・実業家を築く・民間外交を担う・社会公共事業を推進・栄一と家族たち・手紙に見る広い交流・91年の生涯を終えてなど)を見学した。

