会の紹介 INDEX ◇ IEEJプロフェッショナル制度創設の目的・目標と今後の期待
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IEEJプロフェッショナル会代表挨拶 |
代表 佐野 光夫
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IEEJプロ制度10年 | ||||
2021.5 深尾 正 IEEJプロフェッショナル制度が発足して16年になろうとしている。認定者の数に関しては当初の目標を残念ながら達成していないが,当初は期待していなかった多くの成果が得られてきているのは各位のご尽力の賜である。16年を迎えるにあたって,この制度の発端,制度設計にあたって留意した点などを述べて,この制度をより深くご理解いただき,ますます活動が活発になることを期待したい。
1.発端 以下の課題の解決のために1990年中頃から新制度の検討・調査を開始した。 目標:企業・大学などで第一ステップの活動を終えられた会員の第二の活躍の場となり,電気学会の社会貢献を担っていただく制度を作る。
2.制度設計にあたって留意した事柄 ・制約条件:電気学会の定款の範囲内
3.制度提案時の学会理事会でのご意見,学会外からいただいたアドバイス (財)横浜産業振興公社,マイウエイテクノサービス(株)[当時]には相談に乗っていただき,多くのご提案をいただいた。それらの中で最も重要な項目のいくつかは以下のとおりである。
4.発足までの主な事項 2003.6.26 常任理事会:平成15年度事業計画「企業等の第一線を退かれた会員の活用」提案 2003.12.10 理事会:「電気学会指導技術者制度」承認を前提としてWG構成が承認 2004.11電気学会誌にアンケート用紙同封(2005.1.19 集計 576名から回答 HP に掲載) 2005.4.21 理事会: 2005.4.25 「IEEJプロフェッショナル制度」(会員の知識・経験流通サービス)スタート 2005.7.20理事会 24名のIEEJプロフェッショナル認定
5. IEEJプロフェッショナル申請勧誘とプロの活躍先の発掘活動 多くの会員にIEEJプロフェッショナルになっていただくためには,活躍先を開拓する必要があるが,逆に,活躍先を探すにあたっては,まず,IEEJプロを増やす必要がある。鶏と卵の関係である。 IEEJプロの活躍の場は大きく公的組織と民間組織の2つに分けられる。前者は電気学会が窓口になることを要求されるのが普通と考えられる。本稿ではまず電気学会が窓口,あるいは学会に新たな制度を作って実施した,あるいは,している活動,次項ではIEEJプロ独自の活動について述べる。 i. 武蔵村山市での中学校理科支援(2006.9.22初回打ち合わせ) 2007.6.12 第二中学校での理科教育支援開始, 2007.12.23朝日新聞に掲載,電気新聞他にも。 2012年度末まで実施。 ii.高等教育支援 ・2005.9.9 大学の講義請負制度について提案。2007.1.15「専門科目の開講状況に関するアンケート」を電気系学科のある大学に調査依頼。2007.3.31活動報告書を提出。 ・2009年度から寄付講義を実施。 ・2008.1.28-30「電気法規及び施設管理講師養成講座開設」:IEEJプロを対象に電気学会事務局で,電気学会発行図書「電気施設管理と電気法規解説」の執筆者を講師として実施, iii. 中小企業支援 ・2003.11.11 東京都立産業技術研究所(現:東京都立産業技術研究センター)所長にIEEJプロ制度の説明をし,中小企業支援の共同事業の可能性を伺う。 ・2006.2.21 東京都立産業技術研究センターとの連携セミナ開催
6.IEEJプロフェッショナル独自の活動 組織的な活動の主な経緯は以下のとおりである。 2006.3.16 電気学会全国大会での談話室第1回開催 横浜国立大学 現在も継続 2008.4.25 IEEJプロフェッショナル懇談会発足 電気学会の組織には属さないIEEJプロの情報交換の場で,定例会を1カ月おきに開催,他に見学会・幹事会を開催。ホームページ:http://trial.ieejprofessional.net/ 2008.10.21 IEEJプロフェッショナル会発足 会則制定 2013.8.20 IEEJプロフェッショナル会総会 第1回開催 第7回まで開催し、2020年はコロナのため中止。 2010.11.10 関西地区懇談会発足 IEEJプロフェッショナル個々の活動は電気学会のIEEJプロフェッショナル制度のホームページにある活動実績をご覧いただきたい。特に,多くのIEEJプロが制度発足当時から子供たちを対象にした理科教育支援を行ってきており,多くの成果を上げている。今年度は,第三級アマチュア無線技士講習会と修了試験を行った。以下のホームページをご覧いただきたい。
7.IEEJプロフェッショナル制度の基本理念と今後の期待 IEEJプロフェッショナル制度は,電気学会,IEEJプロフェッショナルの倫理規定に則って,個人の責任において,教育支援や中小企業支援などの事業や活動を,電気学会の制約を受けずに,自由にできるようにすることを狙った制度である。 現在はまだ,関東地区の活動が主であるが,認定者数を増やして,各地域に懇談会や理科クラブが作られ,これらが連携を取って活動が活性化されることを,大いに期待している。
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I E E J プロフェッショナル資格の勧め |
電気学会ではIEEJプロフェッショナル制度を、2005年に発足させました。この制度は産業界・教育界から高度な知識・経験を有するプロの技術者・教育者が求められていることに対応し、長年、電気学会の会員であって、高度な技術力・専門性を有する会員の方々を「IEEJプロフェッショナル」として電気学会が認定する制度です。 IEEJプロフェッショナルになるには 以下のリンクを開いてください。
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