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新型コロナの感染に思う

新型コロナの感染に思う

2020年8月7日 深川裕正

1.コロナ禍の現状:-児玉東京大学先端科学研名誉教授の見解- 
「武漢型」、「イタリア型・米国型」、そして今は「東京・埼玉型」。「クラスター化」でなく「エピセンター化」し、「1か月後には目も当てられないことに」。事実、東京圏から阪神圏、中京圏等へ拡大、8/6日現在、全国累計感染者数は4万人を超えている。

2.緊急事態宣言下-テレワークが一気に進んだ-
 4月7日の緊急事態宣言を受け、多くの企業がテレワークを開始したが、これは政府が10年以上前から「場所や時間にとらわれない柔軟な働き方で、仕事と生活の調和を可能にし、多様な就労機会を創出する」と推奨し、更にこの導入の際に情報通信機器の設置にかかる税を免除する制度まで設けたが、利用実績は数件のみだった。
緊急事態宣言解除後も継続的にこの制度を利用している企業は多い。その結果、
・在宅勤務の経験からの主な意見 

a) 在宅勤務賛成の人(60~70%)

b) 従来勤務賛成の人(30~40%)

①出勤に時間をとられない

   自宅にIT環境が整備されていない

②マイペースで仕事が出来、集中できる

②対面コミュニケーションが取れない

③役割分担が明確になった

③部下の勤務状況を把握しづらい

・摘出された主な課題
①システム設計にもよるが、パンデミック下では圧倒的にITリソースが不足するので、その十分な確保が必要。
②慣れてくると個人差が拡大し、良い点も悪い点も顕在化
③F2Fが重要に
④フィジカル・メンタル両面でのケアが必要となる 
などの課題が摘出されている。中には、従業員の「幸福」を考え、「心の資本」を重要視し、産業医が執行役員に就任している企業すらあるという。
・時代は大きく変わろうとしている。否、変わらざるを得ない状況に追い込まれている。

3.注目される若い人の考え方:
・「巣ごもり」を余儀なくされる昨今、近来にない快挙があった。
①「スパコン世界NO.1富嶽の誕生」と②「高校生藤井聡太新棋聖の誕生」である。
若い人の活躍という点から特に後者に注目したい。「最年少タイトル獲得記録を30年ぶりに塗り替えた」ということより「人間の脳の方が現状AIよりも新規性の面で特に優れている」といえると私は考える。
・2000年代生まれの人(Z世代とも言われる)は、幼い頃からスマホやSNSを標準機器として使いこなし、ネットを通じて様々な人と繋がっているのが当然と認識し生活している。しかもこの生活環境は国際的にも受け入れられている。我々の世代こそ特別ではないか?

4.IEEJプロの今後を考える-ウイズコロナとしてITの活発な活用を-
コロナウイルスに対するワクチンの開発なども世界各国で精力的に行われているが、
解決までにはかなりの長期間を要するのではないかと危惧される。それまで我々の組織、IEEJプロは全く何もしないでいいのか? 実際、この半年間は全く何もできなかった。
IT技術を使ってもう少しやれるのではと考え、ここに以下を提案する。
・オンラインTV会議による幹事会を先ず開催して議論をスタート。
・規約の一部改訂(書面審議やメール審議による議決事項を総会規定に盛り込む)他
・ズーム形式による定例会の開催--地方の会員の手軽な参加は大きなプラス。
・その他として、見学会をどうするか?セキュリテイの問題は? 持続可能性も考慮し、会費の徴収問題は?

最後に、免疫力を大いにアップし、この難局を乗り越えよう!!    

以  上