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電気理科クラブ2019年度報告



2019年度 電気理科クラブの活動報告
(2019-4-1 ~ 2020-3-31)

1. 理科教育支援活動
 1.1 無線従事者養成課程講習会を開催

 総務省関東総合通信局からの認可を受けて、2019年度は、次に示す3回の養成課程を実施した。第四級アマチュア無線技士の講習会と修了試験(720日~721日、関通無航第175号)、第四級アマチュア無線技士の講習会と修了試験(8 31日~91日、関通無航第279号)、第四級アマチュア無線技士から第三級への短縮コースの講習会と修了試験(1214日、関通無航第第656号)。修了試験の合格者に「無線従事者養成課程修了証明書」を交付した。免許証の発行を申請すれば、総務省関東総合通信局より無線従事者免許証が交付される。希望者に免許交付申請手続きを実施した。2019年度は、参加者32名、合格者31名であった。本養成課程は、青少年を主対象に理科・工学教育の一環とし、国家資格の取得、無線技術・知識を習得する場を提供している。

 1.2 小平市津田公民館「ジュニア講座」
 2019年度より小平市の支援活動が変わり、従来の小平市中央公民館主催の「ジュニア科学研究室」から、小平市津田公民館主催の「ジュニア講座」になり、小学1年生から3年生を対象とするよう変更になった。テーマは津田公民館からの要望により「ピタゴラ装置をつくろう」で、4回の連続講座を行った。「ピタゴラ装置」とは段ボールを使用し、思い通りのレールを作り、鉄球を上から転がし、重力で落ちて行くレールおよび、その土台を製作する工作である。

 1.3 多摩市関戸つむぎ館工作教室
 多摩市関戸・一ノ宮コミュニティーセンター(つむぎ館)で、2019 年 7 月 7 日(日)に、「つむぎ館で楽しい理科実験―充電式ミニカーを作って走らせよう」というテーマで実施された。小学生 25 名 および保護者 10 数名が参加し、 5班に分かれて工作を行い、全員完成させて走らせ賑やかに歓声をあげて楽しんだ。今回、機材のプラスティック、ガムテープの使用廃止、画鋲の使用中止など環境面・安全面を更に配慮した。工作の他に、実験機材の展示実演、「電気の知識を深めようシリーズ」の概要説明を行った。実施結果と感想: ミニカー工作、実験機材の実演、プログラミングでも子供たちは自分で動かして賑やかに楽しんで、 電気の不思議さ面白さを体感していたように感じた。

 1.4 四ツ谷第六小学校出前授業
 エコギャラリー新宿からの依頼で2019年10月24日に、新宿区立四谷第六小学校科学クラブへの出前授業を実施した。「光」をテーマに反射と屈折の話の後、「虹の万華鏡」の工作を実施した。参加児童は14名。児童の感想:虹の万華鏡が奇麗であった。白い光が、いろいろな色に分光することが判った。教諭のお礼:こどもたちも、光の性質の話を聞けてとても喜んでいた。保護者に万華鏡を見せると言っていた。

 1.5 エコギャラリ新宿ワークショップ
 エコギャラリー新宿により計画された、2019年度12回の教室の一部として、2020年2月9日(日)に実施された。テーマ:「手回し発電カーをつくろう」。参加者:小学生33名、エコギャリ―スタッフ8名、保護者約10名。1工作:「充電式ミニカーをつくって走らせよう」80分。全員ミニカーを完成させて、隣の広い部屋で走らせて歓声をあげていた。2.講義:「電気をつくる、ためる、つかう」について講義10分。電気を貯める蓄電池とキャパシタの違い、電気自動車はいつごろから作られたかのクイズほか。結果:充電式ミニカーの工作は、人気が高く定員を超える参加者になった。エコギャリ―新宿の活動に何度も参加している子どもたちが多い様子で、講師の話やスタッフの説明をよく聞き、スタッフも子どもと一緒になって楽しく活動しているように感じた。

2.展示会への出展

 展示会では、以下に示す各種実験機材の展示実演、電気の知識を深めようシリーズの広報、工作等を行った。

 1)実験機材の展示実演:
【電気と磁気】アルミの卵の回転、アラゴの円板、アルミ缶回し、大江戸線リニア、Nゲージリニア、水の竜巻、1 円玉飛ばし(電磁カタパルト) など。
【音の体感】人の声、音叉、ピアノの音の波形。周波数と音の高さの関係。年齢によってどの高さの音まで聞こえるか。
【光/照明】エジソン電球、白熱灯、蛍光灯、LED灯 虹の万華鏡など。
【プログラミング】ラズベリーパイを用いたプログラミング。音符をつないでの童謡つくり。3~5 角形・丸の図形描き。プロペラモータのプログラム運転。充電式ミニカ―の充放電表示。音階作り等。
 2)工作:単極モータ作り。充電式ミニカー作り。
 3)広報:電気の知識を深めようシリーズを保護者、関係者に概要説明。

 2.1 江戸川区環境フェア
 江戸川環境フェアは、環境・エコを主テーマとして、2019年6月1日(土)  に江戸川区総合文化センターで実施された。毎年6月に行われ、今回は31回目である。屋内と屋外に約60のブースが設けられ、参加者は子供から大人まで約3万人が参加する。「電気面白実験、電気は省エネの宝庫、簡単モータの工作」をテーマに出展した。電気理科クラブのブースへの来場者は、最初はお年寄りばかりだったが、そのうち子ども連れの親子が多くなり、最終的には休む間もないほどの大盛況だった。出展参加者:実験機材の実演は子供から大人まで 約120名。子供達は大変興味を示した。単極モータの工作は幼稚園児から小学生まで52名。無事完成出来たときには大いに満足した様子であった。

 2.2 モノづくり体感スタジアム出展
 モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催するイベントで、2019年7月13日(土)~14日(日)の2日間 TEPIAホールで開催された。テーマ:動かしてみよう ― 楽しい、不思議な理科実験- 簡単モータの工作。ブースへの来場者:約400名。モータ工作:200名。
出展内容と結果:
 1)実験機材の展示実演:
来場者は大いに興味を示していた。
 2)単極モータ工作:単極モータ200台/2日間 いずれの日も午後の早い時間に全てなくなった。親子ともに工作を楽しみ、無事回転したときには、喜びいっぱいの様子であった。
 3)広報活動:電気理科クラブのポスター掲示、電気の知識の広報。

 2.3 文部科学省「こども霞ヶ関見学デー」出展
 文部科学省(事務局:総合教育政策局 地域学習推進課)が主催する「こども霞が関見学デー」が、2019年8月7日(水)に、文部科学省共用ロビーで実施された。テーマ: 楽しい理科実験!―動かしてみよう、電気のふしぎ―。
 1.出展内容:電気と磁気、音の伝わり方、プログラミング、赤外線温度計など。
2.出展結果:支援員の娘さん(小1)にお手伝いいただき、こどもへの上手な説明に大いに助けられた。大勢のこどもと保護者が、ブースで機材を動かして電気の楽しさ・不思議さを体感していた。プログラミングは来年から小学校で取り入れられることから、保護者の関心も深い様子であり、初めて出展の赤外線温度計では、温度の高い場所探しなどで賑わった。 

 2.4 小平市友・遊こどもまつり
 小平市中央公民館で、2019年9月7日(土)に開催された、友・遊こどもまつりに「不思議科学ワールド」として出展した。来場者:推定約300名。出展内容は、電気で動かす(電磁気応用)、プログラム、光/照明、無線による航空機管制画面を展示した。また、充電式ミニカーを使用し自由に走行させ、浮沈子を展示し、自由に操作した。感想:いずれの展示も、こども達が自由に触れるものであり、不思議な現象を見て驚き、また楽しんでいた。大人も感心した様子であった。

 2.5 第22回永山フェスティバル
 第22回多摩市の永山フェスティバルが、2019年9月21日(土)~22(日)に開催され、電気理科クラブからは、永山公民館講座室にて「楽しい理科実験!―充電式ミニカーを作って走らせよう。簡単モータの工作―」というテーマで出展した。参加者:小学生工作参加者 85 名、来室者約 300 名。
1.実施内容: 1.1 工作教室:単極モータの工作は2日間で85名の小学生が参加した。1.2 実験機材の展示実演:電気と磁気、音の体感、プログラミング。1.3広報:電気の知識を深めようシリーズ。
2.感想:広い講座室を利用できて工作や幅広い機材の展示ができた。単極モータの工作では、保護者も一緒になって全員完成させて、賑やかに歓声をあげて楽しんでいた。実験機材の実演でも子供たちは自分で動かして楽しみ、電気の不思議さ面白さを体感していたように感じた。永山公民館からは、今後継続しての理科支援を依頼された。

 2.6 東京タワー・キッズ環境科学博士2019
 東京タワー・キッズ環境科学博士2019は2019年10月13(日)~14(月・祝)に実施された。当初は3日間の予定であったが、初日は台風19号により開催中止となり、2 日間の出展で、工作教室、実験機材の展示実演および「電気の知識シリーズ」の広報活動を行った。
1.工作教室 :「充電式ミニカーの製作と走行」 2 回で計 40 名、「単極モータ工作」2 日間で計40 名。
2.実験機材の展示実演 :電気と磁気、音の体感、プログラミング 
3.広報活動:電気の知識シリーズ 
4.感想:台風 19 号の影響を受けたが、工作および実験機材の展示実演とも予定通り出来た。実験機材の実演では、こどもだけでなく保護者も熱心に見ていて、大いに賑わい好評であった。主催者からも「本出展が会場を楽しく賑やかにしていただいた」とお礼を言われた。来場者からは、工作教室の開催や機材の実演の依頼方法や今後の活動予定を知りたいなど多くの質問があった。

 2.7 荒川エコセンター秋のエコフェスタ
 環境問題や荒川区で行っている環境事業に関心を高めることを目的として、令和元年度秋のエコフェスタが、2019年10月26日(土)に、あらかわエコセンターで開催された。テーマ:おもしろ理科実験 〜簡単モータを作ろう〜。出展参加者:実験機材の実演では、子供から大人まで約250名、工作は幼稚園児から高校生まで約100名。このイベントへの電気理科クラブの参加は初めてである。来場者は、子ども連れの親子が多く、電気理科クラブのブースは大盛況だった。
1.実施内容:実験機材の実演は電気と磁気で子供達は大変興味を示した。特にNゲージのモデル電車走行線路には、操作の順番を取り合う程人気になっていた。
2.工作:単極モータ工作。用意した工作機材110個がすべて使用された。幼稚園児、保育園児の場合、殆どが親と一緒になって懸命に組み立てていた。無事完成出来たときには子供たちは大いに満足した様子だった。
3.資料配布:電気の知識小冊子チラシ 、電気理科クラブパンフレット

 2.8 むさしのサイエンスフェスタ2019
 身近な科学実験を体験することにより、子どもたちに科学の不思議と面白さを感じてもらい、理科への関心、学ぶ意欲を向上させることを目的として、むさしのサイエンスフェスタが、2019年11月3日(日)に、武蔵野総合体育館メインアリーナで開催された。電気理科クラブは初めての参加で、「簡単モータ工作と電気おもしろ実験」 をテーマとして出展し、ブースへの来場者は約200名、単極モータ工作は73名であった。
出展内容:実験機材の展示実演は、主に電気と磁気およびプログラムに関する実験を行った。来場者の多くは、子どもと保護者が一緒に実験機材を動かして、電気の不思議さを体感し、楽しんでいた。単極モータ工作では、うまく回転した時には歓声をあげていた。
 広報活動:電気理科クラブのポスターおよび電気の知識のポスターを掲示し、興味を示した人には、内容を説明し、パンフレットも渡した。
出展結果:このイベントは、電気理科クラブの内容に近いものが、各種出展されていた。出展している人が訪れての質問も、実験の内容ではなく、実験装置の作り方に関するものがあった。

 2.9 まちの先生見本市!
 NPO法人新宿環境活動ネットと新宿区が主催する「第19回まちの先生見本市!」が2020年1月25日(土)に、新宿区立富久小学校で開催された。(出展団体:約70団体)「楽しい、不思議な、理科の実験」をテーマとして出展し、ブースへの来場者は子供約75名、大人50名であった。
出展内容:実験機材の展示実演および各種ポスターを掲示し、電気と磁気、プログラミングのほか、新たにラズベリーパイを用いたNゲージ自動運転、単相誘導モータの原理実験装置を展示した。来場者が自分で動かし、電磁気の不思議さを体験し楽しんでいた。
結果:今回割り当てられたブース会場は2.5m×1.5mと狭く、4階の場所と入口から遠い所であったが、来場者は昨年の約1.5倍125名と多かった。来場した子どもたちは、目を輝かして実験装置を動かし、電気の不思議さ楽しさを体感していた。約1時間にわたり一人で実験装置を動かしている子もいた。大人の来場者も、電磁気でものが動く現象について大変勉強になったと感謝を述べていた。

 2.10 山川記念体験科学教室
 子ども夢基金による山川健次郎顕彰会主催「山川記念体験科学教室」が2020年2月2日(日)に、会津若松市稽古堂で開催され、実験機材の実演と充電式ミニカ―の工作教室を行った。参加者 小学生 72 名 保護者約 60 名。
1.実験機材:電気と磁気、プログラミング、音の体感に加え、白熱電灯・LED 照明の展示実演を行い、電気の不思議さ楽しさを体験した。
2.工作教室: 「充電式ミニカーの製作」を行い、全員完成させて歓声をあげながら走らせた。
3.電気の知識シリーズの広報活動:電気の知識 WG から提供された小冊子で来場者、顕彰会関係者、図書館などに広報活動を行った。
4.感想: 会津若松でこのような科学教室は殆ど開催されず、70 名の募集に約 200 名の応募があったとのことである。顕彰会の方々の会津への想い・熱意、保護者の熱心さ、参加生徒の素直さが印象に残った。当クラブの活動は、東京近辺での開催が多いが、今後、開催資金を含めて地方での開催も検討してはどうかと感じた。

3.電気理科クラブ今後の活動
 3.1 学校が地域社会とつながって協働活動を行うなかで、電気理科クラブは、多様なメニューを揃えて依頼元の支援要望に寄り添った提案形の理科教育支援を行っている。多様なニーズへの対応には、電気学会東京支部などとの連携、電気の知識WGの広報活動との連携など、今後、組織と会員との連携した活動が有効になっている。今後電気学会の教育支援資金を活用しながら諸機関と連携し、IEEJプロフェッショナルの協力のもと活動の充実拡大を進める予定である。
 3.2 電気理科クラブの利用と支援員のお誘い

 電気理科クラブは、IEEJプロフェッショナルを活動母体とした有志の活動で、各自のご都合やご希望に合わせて自由に活動に参加できる。今後IEEJプロフェッショナルの方々、ご支援いただける方々と活動の充実拡大を図る予定である。ホームページで活動状況、理科実験の内容などの情報提供を行っているので、教育支援のご希望やご相談、また本活動に関心をお持ちの方はぜひ次の「お問い合わせ先」にご連絡ください。


電気理科クラブへのご意見、お問合わせ先:mail@dkrc.jp
検索:「電気理科クラブ」:http://dkrc.jp/
   「IEEJプロフェッショナル会」:http://ieejprofessional.net/


 

電気理科クラブ2018年度報告


2018年度 電気理科クラブの活動報告
(2018-4-1 ~ 2019-3-31)

1. 理科教育支援活動
1.1 無線従事者養成課程講習会を開催
 総務省関東総合通信局よりの認可を受けて、2018年度は、次に示す3回の養成課程を実施した。委託事業の第四級アマチュア無線技士(6月30日~7月1日、関通無航407号)、第四級アマチュア無線技士(7月28日~29日、関通無航407号)、第四級アマチュア無線技士から第三級への短縮コースの講習会(8月18日、関通無航407号)である。修了試験の合格者に「無線従事者養成課程修了証明書」を交付した。免許証の発行を申請すれば、総務省関東総合通信局より無線従事者免許証が交付される。希望者に免許交付申請手続きを実施した。本養成課程は、青少年を主対象に理科・工学教育の一環とし、国家資格の取得、無線技術・知識を習得する場を提供している。

1.2 小平市「ジュニア科学研究室」活動
 小平市中央公民館が主催する「ジュニア科学研究室」の活動は、前半は小学校高学年を対象に、後半は小学校低学年を対象に、「ケータイはなんで話せるの?」、「モーターってなに?」、「LED懐中電灯を作ろう!」という内容で、それぞれ3回実施した。9月8日の「友・遊子どもまつり」では、各種の実験装置を持ち込み実験を見せた。大勢の来場者があり、子どもばかりでなく、保護者も楽しんでいた。

1.3 松葉柏の葉工作教室
 文部科学省「土曜学習応援団」のWebサイトで電気理科クラブを見た地域コーディネーターの企画・支援により、7月29日(日)に、柏市田中近隣センター会議室で、柏市青少年相談員松葉中学区の主催で、工作教室が実施された。充電式ミニカ―を作って走らせよう・楽しい理科実験というテーマで小学生30名が参加した。
前半は、6グループに分かれてミニカーを製作し、手回し発電機や付属の電池で充電し、会議室や廊下で走らせ歓声を上げていた。後半は各種実験機材を手で動かして電気の不思議・楽しさを体感していた。

1.4四ツ谷第六小学校出前授業
 エコギャラリー新宿の支援で、10月26日(金)に、新宿区立四谷第六小学校で実施し、科学クラブの生徒21名が参加した。前半は、直接目で見ることができない電気エネルギーや磁気エネルギーに関する実験デモンストレーションを観察し、後半は、6班に分かれ、班で協力しながら、単極モーターやクリップモーターの実験を自らの手で行うことで、身近なくらしに役立つ電磁エネルギーの不思議さを体感した。

1.5文部科学省「こども霞が関見学デー」
 これまでは、文部科学省「土曜学習応援団」として、パネル出展を3回継続してきたが、今回は8月1日(水)15:00~16:10に、初めて「出前授業」としてミニカー工作を行った。文部科学省の参加者公募で応募者が多く定員を30名に増やして実施した。1団体の工作時間が50分と短いため、一部の生徒には、ボディカバーの色塗りはミニカーを持ち帰ってから塗ってもらうことにしたが、参加者全員ミニカーを完成させて、空きスペースや机上で試走させて歓声を挙げていた。


2.展示会への出展
2.1モノづくり体感スタジアム
 モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催するイベントで、7月14日(土)~15日(日)の2日間開催された。11団体が参加し、各種の展示、工作を実施した。電気理科クラブのブースには、常に人が集まっており、大盛況であった。電磁誘導実験装置によりアルミの卵が回って立つ実験、銅板・アルミ缶などを磁石で動かす実験、大江戸線リニア模型、光の調色器、音の実験、充電式ミニカーなどを子どもたちが動かして、電気の不思議さ楽しさを体感し、大人の来場者も興味を示していた。単極モーター工作では、200台用意した材料は全て捌けた。親子ともに工作を楽しみ、無事回転したときには、喜びいっぱいであった。

2.2  平成30年度全国理科教育大会2018岐阜大会
 昨年度出展した全国理科教育大会埼玉大会(川越高校)に続き、今回も「電気の知識WG」共同で、8月9日~10日に、岐阜聖徳学園大学岐阜キャンパスで、ブース出展を行い、電気の知識小冊子、雷をひもとけば等出版物の広報、3枚のパネル掲示、実験機材の展示実演を行った。
 実験内容は、銅板への磁石落とし、スパイラルコイル周辺の磁界観察、金属材質の違いによるリング磁石落とし実験、発電機はモーター、回転磁界によるアルミ缶回し、単極モーター、簡単モーター「くるくる君」、回転磁界によるかご・アラゴの円板・アルミの卵回し、水の竜巻、充電式ミニカーなどである。

2.3 東京タワー・キッズ環境科学博士2018工作教室
 今回は3回目の出展、主催者の要請による10月6日~8日の3日間の出展で、充電式ミニカーの工作教室と実験機材の展示実演を行った。実演では従来の「電気と磁気」、「光関係」の他に、新たに、「音の体感」として、声の波形観察、波形を変えた音色、どの周波数まで聞こえるか。および、「プログラミング」として、ラズベリー・パイ、スクラッチによるロボットミニカーのライン走行・障害物避け走行、見える電力測定、プログラミングの説明などを行い、多くの来場者で賑わうブース出展ができた。充電式ミニカー工作教室は、10月7日の午後2回実施し、小中学生・一部保護者計40名が参加した。 

2.4 第18回まちの先生見本市
 NPO法人新宿環境活動ネットと新宿区が主催する「第18回まちの先生見本市」が1月26日に新宿区立花園小学校で開催され、電気・磁気の実験、ラズベリーパイによるモータ制御、3~5角形描きなど、実験機材の展示実演、各種ポスター掲示を行った。
 来場した子どもたちは、目を輝かして実験装置を動かし、電気の不思議さ楽しさを体感していた。大人の来場者も興味を示し、「大江戸線がリニアモータで動くことを初めて知った。一つ利口になった。」と感想を述べていた親もいた。新宿区長や新宿区教育長も当ブースを訪れた。

3.電気理科クラブ今後の活動
 3.1学校が地域社会とつながって協働活動を行うなかで、電気理科クラブは、多様なメニューを揃えて依頼元の支援要望に寄り添った提案形の理科教育支援を行っている。多様なニーズへの対応には、電気学会東京支部などとの連携、電気の知識WGの広報活動との連携など、今後、組織と会員との連携した活動が有効になっている。今後諸機関と連携し、IEEJプロフェッショナルの協力のもと活動の充実拡大を進める予定である。

3.2 電気理科クラブの利用と支援員のお誘い
 電気理科クラブは、IEEJプロフェッショナルを活動母体とした有志の活動で、各自のご都合やご希望に合わせて自由に活動に参加できる。今後IEEJプロフェッショナルの方々、ご支援いただける方々と活動の充実拡大を図る予定である。ホームページで活動状況、理科実験の内容などの情報提供を行っているので、教育支援のご希望やご相談、また本活動に関心をお持ちの方はぜひ次の「お問い合わせ先」にご連絡ください。

電気理科クラブへのご意見、お問合わせ先:maildkrc.jp

検索: 「電気理科クラブ」:http://dkrc.jp/


電気理科クラブ過去の活動報告