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定例会講演概要


                                       

2014年2月定例会

                   

         

超電導電力ケーブル開発の現状(要旨)

 

IEEJプロフェッショナル 藤原靖隆

1.1960~70年代の地中送電線路の大容量化のニーズ

 この地中送電線路の大容量化ニーズに対応して、半合成紙、あるいは強制冷却技術などの技術開発が行われて実用化された。その大容量化技術の一環として、極低温抵抗ケーブルの開発も行われたが、この技術は超電導ケーブルへの繋ぎの技術という意味もあり、通常のアルミ導体などを液体窒素で冷却して大容量化を図る技術であるが、実用化までには至らなかった。しかし、長尺のケーブルを液体窒素で冷却する技術に対して多くの知見が得られ、その知見は現在進められている高温超電導ケーブルに活かされている。

 

2.高温超電導電力ケーブル開発例の概要


(1)海外

プロジェクト名

Albany(米)

Hydra(米)

AmpaCity(独)

(露)

IEE/CAS(中)

DAPAS(韓)

実施者

SuperPower、住友他

ConEdison

NEXANS

 

中国科学院

KERI

目的

地中送電

変電所間融通

市内変電所

スペース減他

ハイブリッドのエネルギー輸送

地中送電

地中送電

電圧/電流

34.5kV/800A

13.8kV/4kA

10kV/2.3kA

3.3VDC/2.6kA

1.5kVDC/10kA

154kV/3.75kA

導体

Bi(Y)

Y

Bi

MgB2

Bi

Y

備考

 

限流機能付

超電導限流器併設

LH2冷却

 

 


(2)国内

プロジェクト名

Super-ACE

NEDO

NEDO

NEDO

文科省

JST

実施者

電中研、古河他

住友、東電他

ISTEC

ISTEC

中部大学他

鉄道技研他

目的

地中送電

地中送電

地中送電

地中送電

直流送電

鉄道給電用

電圧/電流

77kV/1kA

66kV/1.75kA

66kV/5kA

275kV/3kA

20kVDC/2kA

1.5kVDC/3kA

導体

Bi

Bi

Y

Y

Bi

Bi

備考

 

旭変電所構内

 

 

ペルチェ電流リード